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空き家を放置するとどうなる?相続した実家をそのままにしている方へ|大阪の不動産会社が解説

「そのうちやろう」が数年経っていませんか?

「親から実家を相続したけど、そのまま空き家になっている…」

実は、このようなご相談は非常に多いです。

現に私が従事する大阪でも、空家の数は年々増えてきています。

  • 親が亡くなって誰も住まなくなった
  • 遠方に住んでいて管理できない
  • 荷物がそのまま
  • 売ろうと思いつつ後回し
  • 固定資産税だけ払い続けている

というケースが珍しくありません。

最初は、

「落ち着いたら片付けよう」
「時間ができたら考えよう」

と思っていても、仕事や家庭の事情で時間が過ぎ、気づけば数年経っていた…という方も多いのではないでしょうか。

ただ、空き家は人が住まなくなると、想像以上のスピードで傷んでいきます。

また、思いがけないトラブルが起こる事もあります。

何もしないまま放置」が長くなるほど、そのリスクは高まっていく傾向にあります。

この記事では、空き家を放置するとどうなるのか、実際によくあるトラブルや対処方法について、不動産現場の実情も交えながら分かりやすく解説します。

代表 杉山

日々、忙しくて後回しになっていた「あの空家」のこと。せっかくなので、一度考えてみませんか?

なぜ空き家を放置してしまう人が多いのか

「やらない」のではなく、「手が付けられない」

空き家を放置している方の多くは、決して無責任なわけではありません。

実際には、

  1. 仕事や家庭で忙しい
  2. 遠方に住んでいる
  3. 片付けが大変
  4. 思い出があって整理できない
  5. 兄弟との話し合いが進まない
  6. 何から始めればいいか分からない

という理由で、動けなくなっているケースがほとんどです。

特に相続した実家の場合、

親の荷物を見るのがつらい
まだ気持ちの整理ができていない

という心理的な理由もネックになっていることも多いです。

昔住んでいた。
親が住んでいたからこそ、楽しかった思い出が蘇ってきて思うように整理が進みません。

また、

古い家だから売れないだろう
不動産会社に相談しても断られそう

と思い込んでしまい、そのまま時間だけが経過してしまうこともあります。

そもそも、日々をお忙しくされているのに家の処分を考える時間や、不動産会社へ問い合わせをしたりする実際の行動にはパワーを使います。

そのような理由で、ついつい後回しにしてしまい振り返ってみると何年もそのまま放置状態というケースも多々あります。

しかしながら、空家の場合。
放置をしていても、メリットはひとつもありません。

空き家を放置すると起こりやすい問題

人が住まなくなると、家は急速に傷む

建物は、人が住んでいる状態の方が長持ちします。

換気や掃除、水回りの使用がなくなることで、空き家は急速に劣化していきます。

これは、日々現場で仕事をしている私も目の当たりにしている事実です。

日本の家屋は基本的に木造住宅の瓦の屋根のお家が多くを占めるため

  • 湿気
  • 雨漏り
  • シロアリ
  • 木部腐食

などが進行しやすい傾向にあります。

最初は小さな不具合でも、「数年放置した結果、取り返しのつかないくらい劣化してしまって、いざ修理となれば大規模な修繕が必要になった」

というケースは実際によくあります。

特に雨漏りは要注意

特に放置していて、深刻な問題になりやすいのが雨漏りです。

水は少しの隙間でも、どこでも侵入してきますので雨が降るたびにどんどん木部を湿らせます。

木部は湿ると、劣化がどんどん進んでいきます。

その結果、木部が腐ってしまい崩してしまったり天井が落ちてしまったりしている物件も少なくありません。

訳あり不動産を、日々見ている私にとっては天井が腐ってしまって落ちてしまっているという光景も珍しくはありません。

また、湿気は天井だけにとどまらず、床や柱、壁まで浸食していきます。

ものの数年で、

床がフワフワしてきた
柱が腐ってきた
壁紙がはがれて、下地も腐ってきた

という状態になってしまいます。

こうなると、再び住める状態にするのにリフォーム費用が大幅に必要になってしまうので、一般の買主が購入を躊躇しやすくなり、売却価格にも大きな影響が出てしまいます。

また、最近では物価高の影響でリフォーム費用も例年に比べてかなり高騰しておりますので、ダイレクトに売却価格に影響が出てくるところなのです。

代表 杉山

最近、リフォーム費用めちゃくちゃ高いんです。体感で、5年くらい前からだと2倍くらいになっていると思います!

固定資産税だけ払い続けるのも、もったいない

「使っていないのにお金だけ出ていく」

空き家を所有している限り、固定資産税は毎年かかります。

多くの場合、建物の築年数が古いので年間でいうとそれほど大きな金額ではないかもしれませんが10年単位でみると無視できない数字になります。

しかも、何か使っているならまだしも。
劣化して価値を下落しているだけの空き家に、さらに税金も納めているというのは非常にもったいないと言えるでしょう。

もしかしたら、固定資産税だけではないかもしれません。

  • 草刈り
  • 郵便物確認
  • 管理依頼
  • 水道代
  • 火災保険

このような維持費を払い続けている方もいらっしゃいます。

なかなか行動ができない…と思っているのが、何年、何十年となっていくと、振り返るとかなりの大きなお金を支払っていたとなることも少なくありません。

空家を放置しているとおこる意外な落とし穴

空き家は周囲にも影響を与えることがある

空き家を放置しているデメリットは、建物の老朽化の進行や固定資産税などの費用の支払いだけではありません。

実は意外な落とし穴があります。

それは、近隣の方に迷惑をかけてしまうケースです。

実際に私が、相談を受けたケースでは、

  1. 雑草が伸びていて、近隣の敷地にも草が侵入している
  2. ゴミが不法投棄されている
  3. 知らない人が勝手に住んでいる
  4. 害虫が発生して迷惑をしている
  5. 屋根材が飛散して通行人がケガをした
  6. 建物の一部が崩れて近隣の建物に当たった

こんなケースがございました。

どのケースも、所有者様に落ち度はありません。
しかしながら、法律上は所有権をもつ所有者様に全責任が降りかかることになります。

最近では、異常気象の日も年に数回ございます。

信じられないくらいの大雨。
信じられないくらいの暴風。

大阪でも、過去ございました。

そんな時に、近隣の方に迷惑をかけてしまうのは長年放置されている空き家です。

誰も住んでいませんので、大雨や暴風に対して対策ができません。
ただ、大雨や防風が早く過ぎ去るのを祈るしかありません・・・

特定空家に指定されるリスクもある

行政から指導が入るケースもある

空き家の状態が著しく悪化すると、「特定空家」に指定される可能性があります。

これは簡単に言うと、

  • 倒壊の危険がある
  • 衛生上問題がある
  • 周辺環境に悪影響がある

と判断された空き家です。

特定空家に指定されると、行政から改善の指導や勧告などが行われる場合があります。

さらに、固定資産税の軽減措置が外れるケースもあり、税負担が増える可能性もあります。

もちろん、すぐに指定されるわけではありません。

しかし、完全放置状態が長く続くとリスクが高まるため注意が必要です。

代表 杉山

私の経験上、特定空家に指定されるのは非常に稀な印象です。よほど危険なものに指定される印象です。

相続人が増えて話がまとまらなくなることも

時間が経つほど複雑になるケースがある

空き家問題で意外な落とし穴で多いのが、「相続関係の複雑化」です。

例えば、親から相続したものの名義変更をせず、そのまま数年経過。

さらに相続人の一人が亡くなり、次の相続が発生。

すると、その息子、兄弟、またその息子、孫、、、

もう、収拾がつかなくなり問題は複雑化してしまいます。

実際、私も「相続人が10人以上になっていた」というケースを見たことがあります。

こうなると売却や処分のハードルが一気に上がります。

全員ときちんと連絡が取れればいいですが、10人以上になってしまったら例え親戚であってもコンタクトを取る事が難しいです。

さらに、「売却で得たお金をどう分けるのか?」という話合いを10人以上で話をまとめるというのは至難の業です。

考えたくないことですが、人間いつどうなるかわかりません。

そのため、「まだ大丈夫」と思っている段階でも、ある程度の方向性は決めておくのが賢明だと思います。

放置空き家の具体的な対処方法

前述した通り、空き家は放置していてメリットは一つもありません。

では、どのようにして対処をしていけばいいのか。
その方法について、ご紹介したいと思います。

手放すこと(売却)を検討する

放置空き家を持たれている方が、選択するもので最もスタンダードな方法です。

「数年、数十年固定資産税は払ってきたけど、結局空き家を活用することはなかった」という場合であれば、おそらくこの先も活用する可能性というのは低いでしょう。

であれば、思い出の詰まったお家で思いれもたくさんあると思いますが「手放す」(売却)を検討するのが最適解だと考えます。

これまで持っていても、ご自身では何も活用が出来なかった空き家だったとしても、購入して自分が住むために再生する人、不動産投資として購入をする人など世の中にはたくさんあなたの代わりに空き家を活用してくれる方がたくさんいらっしゃいます。

もしかしたら、その方がお家も喜んでくれるかもしれませんし。
空き家を残してくれたご両親も喜んでくれるかもしれません。

ご自身で活用する

もし、空き家を活用することにパワーと時間を使えるのであればご自身で活用を考えてみるのも一つかもしれません。

不動産投資をする人は、不動産を購入して、リフォームをして、賃貸で貸す。というプロセスを踏みますが、最初から不動産を持っているのであれば「不動産を購入して」というプロセスを飛ばすことができます。

なので、購入資金を準備することがありませんので、他の不動産投資家の方より一歩リードした状態で始めることができます。

今ある空き家をリフォームして貸し出せば、家賃収入を得る大家さんになることができます。

代表 杉山

現実的には、リフォームでまとまったお金が必要ですし、入居者がいたらいたで別の悩みも出てきてしまうというデメリットもあります。

はじめの一歩は専門家に相談すること

いずれにしても、「空き家を放置することにメリットはひとつもない」ということが明白なのであれば一度、専門家へご相談されることをオススメいたします。

やはり、不動産は特殊なもので人生でそう何度も取引をするものでもありませんので、一人で悩み考えても道筋をなかなか見つける事ができません。

であれば、専門家へ相談するに尽きるわけです。

手前味噌ではありますが、弊社は「訳あり不動産」専門で不動産業をしておりますので放置空き家に関してもたくさんの知見、アイディアを有しております。

ご相談は無料ですし、無理な営業等もございませんので「また今度にしよう」をこれまでしてきたのであれば、一度ここで重い腰をあげて一歩を踏み出していただければと思います。

>>杉山へ無料相談してみる

代表 杉山

ご相談内容によって、最適な道筋をたてますので。それを踏まえてご家族とご相談してみてください。すぐに売却を決める必要はございません。あくまでも相談でとしてお使いください。

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代表取締役

私の得意分野は一般的な不動産会社では取り扱いが難しい「訳あり不動産」です。これまで、古家・長屋・テラスハウス・地方物件・借地・空き家など、さまざまな不動産の売却相談に携わってまいりました。 「訳あり不動産」の処分方法に悩むたくさんの方達を実際に現場で解決してきた経験を基にコラムを発信しております。

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